ODCC(大阪デジタルコンテンツ創出協議会)では、人材育成部会による人材育成セミナーとして、 クリエイティブ業界の第一線で活躍するクリエイターや監督などを招聘し、クリエイターを目指す 学生に向けた講演を実施しています。 今回は、現在日本で公開中の映画「ズートピア」をはじめ、「アナと雪の女王」、「ベイマックス」など、ディズニーの映像制作におけるサポートツールの開発などに携わっているPaul Hildebrandt氏 をお招きし、Python(プログラミング言語)を使用した、受託ではなく創造的なソフト開発の事例として、制作工程や現在の取り組みに関してお話いただきます。ご興味ございましたらぜひご参加ください。 ※一般の方もご参加可能です。
【日 時】 平成28年6月16日(木)16:30~18:00
【会 場】 大阪情報コンピュータ専門学校 9階 9-D教室
(住所)大阪府大阪市天王寺区 6丁目8−4 MAP
【対 象】 どなたでも参加可能です。
【参加費】 無料
【定 員】 50名(学生30名、一般20名) ※定員に達し次第締め切ります。
【申 込】 申込フォーム
【講演テーマ】 PyCon night Osaka – ディズニーの映像制作におけるPythonの活用事例
【講 師】 Paul Hildebrandt 氏 https://tw.pycon.org/2016/en-us/events/keynotes/ 彼は1996年から Walt Disney Animation Studios でシニアエンジニア兼 Playback ツールのプロダクトオーナーとして活躍されています。具体的には、デジタル資産管理、メディアプレイヤー、編集用フィルムのレビューシステムといったツールの開発チームを率いています。これらのツールを用いて、ズートピア (原題: Zootopia) 、ベイマックス (原題: Big Hero 6)、アナと雪の女王 (原題: Frozen)、シュガー・ラッシュ (原題: Wreck-It Ralph)、塔の上のラプンツェル (原題: Tangled)、ボルト (原題: Bolt)、トレジャー・プラネット (原題: Treasure Planet)、ダイナソー (原題: Dinosaur) など、たくさんの作品が生まれています。
【講演内容】 Walt Disney Animation Studios は高く評価されているアニメーションフィルム制作の長い歴史を持ちながら、その芸術的な作品、卓越したストーリーテリング、最先端の技術革新をもって業界のリーダーであり続けようとしています。1923 年に「白雪姫」をリリースして以来、ディズニーは映画制作手法におけるテクノロジーの利用を推進してきました。この努力は現在も続いています。たとえばオスカー賞に輝いたヒット映画「ベイマックス」や「アナと雪の女王」、またオスカーにノミネートされた「シュガー・ラッシュ」「塔の上のラプンツェル」「ボルト」「トレジャー・プラネット」そして「ダイナソー」。 我々が PyCon に参加すると、よく「なぜ君らがここに?」と質問されます。テクノロジー、とりわけPythonがアニメーション映画を作るのに使われていることに皆さん少し混乱するようです。 直接 Python がどこで使われているのか、前後を抜いて深いところから話しても混乱するでしょうから、Paul はWalt Disney Animation Studios を背景に話を進めます。我々が何をやってきて、いま何をやっているかについて。 この講演のメイン・パートは制作工程を解説することですが、Paul はその途中にテクノロジー、特に Python がどこでどう関与しているかを挟み込みながら説明を行います。
【主 催】ODCC(大阪デジタルコンテンツ創出協議会)
【企 画】ODCC人材育成部会、大阪情報コンピュータ専門学校
【問 合】 ODCC(大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会) 事務局
〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか6F
TEL:06-6944-3747 E-mail:info@odcc.jp